校内授業研究会【図画工作】
2025年1月28日 15時25分令和7年1月23日(木)に、図画工作科の安藤健太教諭が、研究主題「児童の「感性」を磨く研究(1年次)-第4学年「造形遊び」の実践から-」とし、学校研究主題の3つの要素から児童の感性を磨くことを視点として、4年2組で題材名「よねんにくみのみなさんのお影です」の校内授業研究会を行いました。児童が感性を働かせながら活動する姿とは具体的にどのような姿なのか、教員が見取ることを授業研の目的にしました。
本時では、児童が材料同士を組み合わせてつくるオブジェにプロジェクターの強い光を当てて、影をつくりだし暗くした多目的ホールの場所を変化させる造形遊びの学習を行いました。児童が活動形態を選択し、材料同士を組み合わせたり、児童同士で話し合ったりしながら、独自の世界をつくりあげていました。児童は時の経つことも忘れてしまうほど自身の製作に没頭していました。つくっているオブジェの出来栄えから、オブジェが映る影の変化について、視点を自然に変えていく姿が印象的でした。
その後の本校教員による協議では、児童の具体的な活動の姿から、どのような場面で児童が感性を働かせていたか様々な教員の見取りが共有され、有意義な時間になりました。教員の協議後の指導では、埼玉大学教育学部芸術講座美術分野から美術における「感性」の研究の第一人者であられる内田 裕子先生を指導者にお招きし、図画工作・美術科における「感性」について、また本時の授業実践を中心に御指導をいただきました。研究をより深めることができました。