附属小ニュース

卒業研究発表会【6年生】

2025年3月3日 16時31分

令和7年2月28日(金)に、6年生による卒業研究発表会を行いました。

1年間を通して、自ら問いを立て、調査・実験・考察を重ねてきた成果を、堂々と発表することができました。テーマは、身近な生活に関わるものから、社会や環境に目を向けたものまで、それぞれの関心に基づいた研究が行われました。

発表会では、自分の考えを分かりやすく伝えようとする工夫する姿、質問にも真剣に答える姿が印象的でした。最高学年としての締めくくりにふさわしい、学びの集大成となった卒業研究発表会となりました。6年生が培った探究心や主体的に学ぶ力は、今後の中学校生活にもつながっていくことと期待しています。

保護者の皆様、研究に関わってくださった地域の方々ありがとうございました。

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校内授業研究会【社会】

2025年2月26日 17時08分

 令和7年1月27日(月)に、校内授業研究会を行いました。社会科の鈴木一徳教諭が、研究主題を「試行錯誤しながら問題解決をしていく児童の育成」とし、4年1組で「自然災害からくらしを守る ~水害からさいたま市を守るワンチーム~」の授業を行いました。

 本研究では社会科において、児童が自ら課題を見いだし計画を立案・修正しながら、社会的事象を多角的に捉えて解決策を探る力の育成を目指しました。学習課題と自身の学びを関連づけ、振り返りを重ねる授業づくりを行うことで、本時では試行錯誤の過程がより明確化され、学習意欲が高まる様子が確認されました。

 研究協議では、埼玉大学教育学部社会講座の桐谷正信教授を指導者に迎え、御指導を賜り、研究を深めることができました。

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校内授業研究会【体育】

2025年2月25日 18時06分

 令和7年1月30日(木)に、校内授業研究会を行いました。体育科の浅間聖也教諭が、研究主題を「子どもの協働する力を高める指導の工夫 ー第5学年「ネット型」の指導を通してー」とし、5年2組で「キャッチバレーボール」の授業を行いました。

 本研究では、体育科でしか学べない協働的な学びとして、言葉を介せずとも行うことのできる、身体的な関わりを通して行われる協働的な学びがあるのではないか、という非認知能力に視点を当てて取り組みました。本時では、ゲーム中や作戦会議中の子どもたちの協働的な学びの姿に対して、次の学びにつながるようなフィードバックを行う浅間先生の姿が印象的でした。

 研究協議では、埼玉大学教育学部身体文化講座の石川泰成教授を指導者に迎え、子どもたちが協働するために大切なことは何かという視点から御指導を賜り、研究を深めることができました。

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校内授業研究会【国語】

2025年2月18日 19時55分

 令和7年2月6日(木)に、校内授業研究会を行いました。国語科の笠原雅広教諭が、研究主題を「国語の学びに誇りをもつ児童の育成を図る指導の工夫 ~文学的文章教材を用いた実践を通して~」とし、3年2組で「モチモチの木」を教材とした授業を行いました。

 本研究では、国語の学びをしていく中で、成長したことや積み重ねたことのよさを実感し、次につなげようとする児童の姿を目指しています。笠原教諭は、児童が一人の読み手としての教師と関わることに視点を当て、手立てを講じました。本時では、児童一人一人が身に付けたい指導事項に適した言語活動を設定し、自由に学びを進めました。その中で、笠原教諭が「モチモチの木」をどう読み、どう関わってきたか、それによってどのような考えや感想をもったかを、児童と楽しそうに話す姿が印象的でした。

 研究協議では、埼玉大学教育学部言語文化講座の飯泉健司教授を指導者に迎え、文学的文章の行間を読むという観点から御指導を賜り、研究を深めることができました。

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校内授業研究会【図画工作】

2025年1月28日 15時25分

令和7年1月23日(木)に、図画工作科の安藤健太教諭が、研究主題「児童の「感性」を磨く研究(1年次)-第4学年「造形遊び」の実践から-」とし、学校研究主題の3つの要素から児童の感性を磨くことを視点として、4年2組で題材名「よねんにくみのみなさんのお影です」の校内授業研究会を行いました。児童が感性を働かせながら活動する姿とは具体的にどのような姿なのか、教員が見取ることを授業研の目的にしました。

本時では、児童が材料同士を組み合わせてつくるオブジェにプロジェクターの強い光を当てて、影をつくりだし暗くした多目的ホールの場所を変化させる造形遊びの学習を行いました。児童が活動形態を選択し、材料同士を組み合わせたり、児童同士で話し合ったりしながら、独自の世界をつくりあげていました。児童は時の経つことも忘れてしまうほど自身の製作に没頭していました。つくっているオブジェの出来栄えから、オブジェが映る影の変化について、視点を自然に変えていく姿が印象的でした。

その後の本校教員による協議では、児童の具体的な活動の姿から、どのような場面で児童が感性を働かせていたか様々な教員の見取りが共有され、有意義な時間になりました。教員の協議後の指導では、埼玉大学教育学部芸術講座美術分野から美術における「感性」の研究の第一人者であられる内田 裕子先生を指導者にお招きし、図画工作・美術科における「感性」について、また本時の授業実践を中心に御指導をいただきました。研究をより深めることができました。

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