令和4年6月20日(月)に、生活科 鈴木教諭の校内授業研究会を行いました。
「振り返り表現する活動の充実を図り、気付きの質を高める指導の工夫」を研究主題とし、振り返り表現する活動の学習過程を工夫することを視点として、第2学年「生きものとなかよし」の実践を通して授業を行いました。
本実践では、振り返り表現する活動の学習過程の工夫として、3羽のウサギの世話を通して気付いたことを「ウサギカード」に振り返り表現し、蓄積してきました。また、蓄積してきた「ウサギカード」を基に、気付きを個人で振り返った後に、友達と協働的に振り返ることで、ウサギの特徴に合った世話の仕方に気付くことができるようにしました。
本時では、「ウサギカード」にかいたウサギの特徴を友達と見せ合い、協働的に振り返ることで、3羽のウサギにはそれぞれに合ったえさのあげ方や関わり方があることに気付くことができました。
研究協議では、埼玉大学教育学部心理・教育実践学講座 宇佐見 香代 先生を指導者に迎え、本時の授業実践を中心に御指導いただき、研究をより深めることができました。
令和4年6月9日(木)に、「表現する喜びを実感できる児童の育成」を研究主題とし、児童が自ら学びを進めることを視点として、第3学年「歌って音の高さを感じ取ろう」で授業を行いました。本時では、「ふじ山」の歌唱表現を工夫する学習を行いました。児童が自ら学びを進めるために、これまで学習してきた知識を活用して自分なりの音楽表現に生かすことについて見通しをもつ場面を設定しました。児童は、音の上がり下がりによる感じ方の違いや、それらと歌詞の内容との関わりを考えながら、どのフレーズの歌唱表現を考えるか見通しをもつことができました。また、実際に歌唱表現を工夫する場面では、同じフレーズや続くフレーズを選んだ児童同士で関わり合いながら、どのように歌いたいかについて意見を共有したり、ともに歌って自らの歌唱表現について確かめてみたりと、学びを進める姿が見られました。研究協議では、埼玉大学教育学部芸術講座音楽分野から森 薫先生を指導者に迎え、研究主題に迫るためのアプローチについて、本時の授業実践を中心に御指導をいただきました。
令和4年6月2日(木)、令和4年度基礎実習(参観実習)が行われました。主に埼玉大学教育学部の2年次生を対象に、二部構成での講義が行われました。講義Ⅰでは、講堂にて、校長、副校長より参観実習の意義や参観の視点についての話がありました。その後の講義Ⅱでは、各教室にて、昨年度の研究協議会時の動画を基にした講義並びに協議が行われました。各教室では、講師となった先生方の講義や参加した学生らによる協議が熱心に行われていました。