令和5年2月9日(木)に、「理科の学習を通して、学んだことを自分事として捉える児童の育成-自分らしい生き方を見つめる児童にするために-」を研究主題とし、問題解決の活動を通して、これまでの学習と関係付けながらより深く理解したり、「学習したことを生かしたい」という、自分の思いと導き出した性質やきまりなどを合わせて考えたりする中で、解決したことに対して自分なりに価値を見いだすことを視点として、第6学年「電気と私たちのくらし~地球とともに生きるために~」の単元で授業を行いました。
本実践では、手回し発電機一つではほとんど水が温まらないことから、「手回し発電機で水を温めるにはどうすればよいのだろうか」という問題を設定し、これまでの電気の学習を想起し、複数の手回し発電機を使って水を温めることに挑戦しました。

各班で考えた方法で試行錯誤した結果、水の温度は2~3℃上昇しました。ただし、太陽光で温めた水は同じ時間でも5℃以上変わりました。児童は、電気から熱に変える難しさを感じるとともに、自然のエネルギーの影響の大きさを感じていました。

また、その後、普段の生活の中での電気を使う場面を想起する中で、改めて電気を無駄にしないようにしようと、節電する意識が高まり、学習した事を自分のくらしに役立てていました。

研究協議では、埼玉大学教育学部自然科学講座から、小倉 康先生を指導者に迎え、具体的に御指導をいただき、研究を深めることができました。
令和5年2月13日(月)に校内授業研を行いました。
埼玉大学身体文化講座教授石川泰成先生をお招きし、御指導をいただきました。
研究主題は「主体的に学びに取り組み、賢く学ぶ子供の育成」とし、主体的、賢く学ぶに視点をあてた授業と協議を行いました。
授業、協議ともに本校教員以外にも、実践センターの方や、教員を志す大学生、長期研修教員など多くの方に御参会いただき、充実した内容となりました。


令和5年3月10日(金)に2年生の学習発表会を行いました。
1組の「2の1コインをさがせ」は今まで学習してきたことを思い出しながら悪者に立ち向かいコインを取り戻すというお話でした。 2組の「2の2とあくまの学校」は悪魔の学校に入ってしまった2組の子どもたちが悪魔の先生の授業で出される問題を解いていき元の附属小学校に戻るというお話でした。3組の「チャレンジ3組」は風で吹き飛ばされてしまった3組の子どもたちが体育、算数、生活、音楽の4つのかけらを集め、学校に戻るというお話でした。どのクラスも子どもたちがセリフや動き、どんなことを伝えたいかを考え練習を重ねてきました。
当日は、お家の人や今までお世話になった先生方の前で堂々と発表することが出来ました。



令和5年3月2日(木)に、6年生を送る会を行いました。5年生のレク委員会の児童が中心となって、会の企画・運営をしました。本年度は、出し物を行う学年のみが体育館に集合し、集合していない時は各教室で送る会の中継を見て会を楽しみました。 児童会の歌を歌ったり、6年生に向けて各学年から出し物を披露したりしました。どの学年の発表も6年生に感謝の気持ちが伝わるものになり、感動していました。
6年生からは、在校生に向けて、お礼の言葉と附属小学校伝統の「ふるさと」の合唱が贈られました。体育館いっぱいに響きわたる迫力ある歌声は、さすが6年生でした。最後に、6年生から5年生へと引き継ぎが行われました。
〈児童感想〉
6年生に楽しんでもらえるように一生懸命練習しました。練習の成果を発揮することができ、6年生の喜ぶ笑顔が見られてよかったです。(在校生代表)
皆さんが一生懸命考え、練習して発表してくれた出し物は、見ていてどれも楽しいものでした。思い出のつまった行事を再現してくれたり、懐かしい歌を歌ってくれたりと、心に残る会になりました。(卒業生代表)


